常に体調の悪かった昔
私は1900gで生まれた今でいう低出生体重児だったそうです。 生まれてから風邪ばかりひいていて、しょっちゅう病院に連れて行ってもらっていました。耳鼻科もしょっちゅう、皮膚科もしょっちゅう・・・。 母は大変だったと思います・・・。
両親は小さな会社を経営していたので、母は特に常に忙しい人でした。 仕事も夜遅くまで仕事だったので幼稚園や小学生低学年は祖父母の家で夕飯やお風呂を済ませてから家に帰るとういう生活でした。 祖父母はあまり食べない私になんでもいいから好きなものをとお菓子をたくさん用意してくれていました。母も普段から私にしっかり栄養を取らせようとあの手この手でいろいろと作ってくれました。
今考えると両親にも祖父母にもとても大切に育ててもらっていたんだなとしみじみ思います。
しかし、好きなものだけを食べていた私。お菓子でお腹いっぱいになってしまうので、あまりご飯を食べない子でした。
今でこそ『食べ物が大事』と気にしていますが、当時は『食べていればいい』だったので、『食の大切さ』というものを全く考えたことがありませんでした。 その結果なのか20代はガリガリで、ご飯をお腹いっぱいまで食べると吐いてしまう。すぐに熱を出すというところは小さい頃のまま。本当にただの贅沢病です・・・。
社会人になってもいろいろと病気をして入院したり、手術をしたりと、両親にもとても心配をかけていました。
両親が勧めてくれたローリング
『ローリング行ってみない?』
と母から言われ、なんとなーく通い始めたローリング。 父が五十肩が辛い時に知人に紹介してもらい、その後楽になったことから肩こりや頭痛がひどい母を連れて行くようになり、最終的に私までお世話になるとういう家族そろってローリング一家になりました。
人生初のローリングは今は亡き原先生との最高の出会いでもあります。特殊なローラーを使って全身をコロコロコロコロと転がされるのですが、とにかくくすぐったい!ずっと笑い転げてました。約20分くらいだったと思います。そして衝撃的な言葉が!
『くすぐったいところが一番滞ってる場所だから、おまえは滞りまくってるな』
普段の食生活を1週間書いて持ってくるように言われてたときは正直すっごい嫌でした(笑)
一週間分の食事を書いて(ちょっといい子に)2回目に持って行ったとき先生に言われた言葉もかなり衝撃的でした。
『体は食べたもので作られるんだぞ』
今でこそ当たり前に言われていますが、当時そんな意識はまったくありませんでした。何か食べてれば生きてられる。そのくらいのイメージ。 世の中のほとんどのものが防腐剤や農薬いろいろな体に有害なものを使って作られ、売られている。コンビニのお弁当やファストフード、ポテトチップスやチョコレートはもちろん、マヨネーズ、砂糖、ソースに至るまでどんなもので作られているかを教えてくれました。
聞けば聞くほど怖くなりましたが、何も食べれないじゃーん!となり(笑)正直言うと今も食べてます。しかし、以前に比べれば量は相当減りました。
食事の指導とローリングでの『治療』がここから始まります。