常に体調の悪かった20代
こんにちは。ローリングセラピーラーシュの井上です。
こちらのお話は私がローリングを受け始めて、私自身に変化のあった出来事なので、初めての方にもぜひお読みいただきたいお話です。
もちろん、すべての方に同じ結果になるとは思っておりませんが、まだサロン迷子になっていらっしゃる方で新しい施術も試してみたい。
本当にご自身に合う施術を探されている方の一つのご提案になれれば幸いです。
ローリングを始めたばかりの私
20代後半の頃の私は不調のデパートのような状態でした。
不眠、疲れが取れない、いつもお腹の調子が悪く、食べてもすぐ吐いてしまう、免疫力もなく、すぐ風邪をひき、40度超えは当たり前で、すぐ夜間救急病院に行く、座薬に何度もお世話になりました。
生理痛もひどく、薬も1時間おきに飲まないと仕事にならない、頭痛薬、胃腸薬、下痢止めは常に持っていないと不安…。
卵巣の一部破裂で緊急手術も受けましたし、その他入院も…。 体重は38キロから増える事はなく、常に病弱でした。
書いてて情け無いほどです。 ラーシュに来てくださり、すでに私に会ってくださった方には想像のつかない姿でした。
私の不調は血流のせい？
ローリングは血流を促して、自身の自己治癒力をあげる手助けをしてくれるもの。
初めてのローリングはどこを触ってもくすぐったくて、何がいいのかわからないというのが本音でした。 しかし、必ず元気になるからと言われ、通い続けて10年。
『くすぐったい』が減ってきた!
2週間に1回のペースで一ヶ月。先生のご指導の下、食べ物にも気を使うようになり、だんだんと『くすぐったい』箇所が減り始めていきました。
体重こそ増えないものの、常備薬を飲むことも減っていきました。
体も以前に比べると『一日だるくて動きたくない』と言うことも減り始め、病院のお世話になる事もなく、食べても吐かない体になり、しっかり栄養を摂取できる体に変化していきました。
『体は食べたものでできている』を実感し始めたのです。
そして、その『食べ物』の栄養を運んでくれるのが『血流』で、体中よどみまくっていた私の体はいつのまにか叫んでも『大丈夫大丈夫』と言われるくらい深い場所にアプローチできる体へ。
もうローリングなしでは生きていけないと思うくらい、万年不調な体も気がつけば元気いっぱいに。
『流れた！』と感じる瞬間
ローラーで転がされると不思議と体の中が温かく感じます。 そして、たまに『スー』っと冷たい血が流れるような感覚や温かい血が流れる不思議な感覚を感じ、『あ、流れた！』と直感的に感じました。 そういうとき決まって『スッキリした～！』と気持ちがとっても元気になり体はとっても眠たくなりました。
人は血が体の中を巡ることでいろいろな役割を果たします。ローラーで転がされて体が温まってくると『あ～今までちゃんと隅々までながれてなかったんだな』と痛感しました。
人は元気になるとケアを忘れる
はい。まさに私です。
だんだん『いかなくても大丈夫かな』なんて思い始めます。
しかし、血液は四六時中動いていますので、やはり自力だけでは滞ってきます。
疲れがたまると『先生～疲れた～肩こった～頭痛い～』と駆け込みます。
そうなってからだと、また戻るまで時間がかかるので2週間に1回だったのが一週間に1回に。そして元気になるとまたしばらくいかなくなる。そして怒られる（笑）
『自分の体』を守れるのは自分だけ。
そして、自力でケアできない私には先生にローリングしてもらうのが一番の自分ケアでした。
『自分の体』は死ぬまで使う『入れ物』です。車だってちゃん定期的に点検しないと壊れるとわかっているのに、『自分のケア』はおろそかになりがち・・・。
体が思うように動かなくなるとメンタルも弱っていきました。その度先生にローリングをしていただき、たくさんの素敵な言葉を私にかけてくれました。
『頑張り過ぎなくていい。良い加減でいいんだぞ』
あと一息。そう思ってつい自分の限界をオーバーしてしまいがちですが、この言葉で自分に少しずつ優しくできるようになりました。
自分をケアできるのは自分だけです。ケア方法はご自身に合ったもの。ご自身でしても良いと思いますし、信頼できる誰かの手を借りることも『ケア』だと思います。
私の場合はまさに先生にしてもらう『ローリング』が自分ケアでした。
30代後半、ローリングが受けれなくなった・・・。
10年通い、すっかり元気になりローリングなしではもう生きていけないなんて思っていた矢先、
ずっと私にローリングをしてくださった先生がお亡くなりになりました・・・。
今でも最後にあった日のことをよく覚えています。 私にとって元気な体をくれたかけがえのない先生。 しばらくの間、先生がいないことを実感できませんでしたが、体は確実に変化していきました・・・。
1年くらいたつと、疲れが取れなくなりはじめ、今まで流れがよかったんだと実感せずにはいられませんでした。 通っていた母も太り始め、ローリングに通っていたころは体重コントロールをしていなくても大きな体重変化はなかったのに、だんだんと太り始めてきつくなった服たちが増え始めました。
ローリングってすごいんだ！と当たり前に受けていた頃にはちゃんと考えていなかったことに気づき、良いものだから、たくさんの人たちに知ってほしい！という気持ちが芽生え始めました。
ローリングセラピー ラーシュの誕生
そこからの私は行動が早かったです(笑)
資格を取れるところを探し、電話して先生の名前を伝えると、とても丁寧に教えてくださり、さっそく講習を受けることにしました。
本部の講習と個人的に教えてくださる先生ご紹介いただき、月に1,2回は栃木の講師の先生のところでマンツーマン指導を受け、みっちりと仕込んでいただき、ローリングを初めて受けた方にがっかりされないよう技術を身に着けました。
もともと自分が受けていたので、ここが辛いときはここをローリングするという先生の言葉を思い出しながら、来る日も来る日もローラーを片手に練習の日々。
自分がつらくて受けていた分、技術を磨き、一人でも多くのつらい方の手助けになれば・・・とローリングセラピー ラーシュを立ち上げました。
ラーシュにはフランス語で「緩ます」という意味があり、ラーシュにきてくださった方が心も体もリラックスできる場所にしたいとの思いを込めています。
体のだるさ、不調、つらさがわかる私だからできることがきっとあるはず。そういう方たちが楽になったとおっしゃってお帰り頂けるようこれからも精進してまいります。おひとりでも多くの方に「ローリング」という施術があることを知っていただけたら幸いです。
ぜひ一度お試しくださいね(*^-^*) きっといままで経験したことのない感覚を味わっていただかけると思います。
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